専門外来
あらゆる精神障害、そして状況に合わせた治療を行い、症状の改善と安定を目指します。
物忘れ(認知症)外来、児童・思春期外来、睡眠外来、アルコール関連外来の特別外来を設け、さらに心療内科、公認心理師(臨床心理士)によるカウンセリング等も備え、幅広い分野に対応できる体制を整えています。
認知症外来
完全予約制
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 午後 | 8:30〜17:00 | 休診 | 休診 | 8:30〜17:00 | 休診 | 休診 |
対象の方
急に物忘れをするようになった方、認知症症状が現れている方を早期に診断し、発症、進行の予防、治療等在宅で通常の生活が送れるように援助する外来です。 認知症の診断には、問診、認知症判定検査、CTによる画像診断を行います。 これらを総合的に判断し、薬物療法の適否、デイケア等の利用、介護者へのアドバイスを行います。
児童・思春期外来
完全予約制
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 午後 | 8:30~17:00 | 休診 | 8:30~17:00 | 休診 | 休診 | 休診 |
対象の方
おもに、4~20歳までのお子さんと、ご家族の方の治療と支援を専門に行っています。 「やる気が出ない」「生きているのがつらい」「学校でいじめられている」「もっと痩せたい」「発達障害かもしれない」など、患者さん達の幅広いご相談に丁寧に対応しています。 また、「子どもが学校に行かない」といったご家族の方の悩みの相談も可能です。 診察だけでなく、公認心理師と連携しながら、各種心理検査やカウンセリングも実施しております。 患者さん一人ひとりの悩みや問題が解決するまで支援しているため、幼少期から受診し、20歳を過ぎてからも受診を継続している方もいます。お気軽にご相談ください。
睡眠外来
完全予約制
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 午後 | 休診 | 休診 | 休診 | 休診 | 13:30〜17:00 | 休診 |
対象の方
- 寝つきが悪い
- 夜間に目が覚めてしまう
- 普段より早く目が覚めてしまう
- 日中の眠気が強くて困る
- 朝起きられず、昼まで眠ってしまい学校や仕事に行けない
- 就業中や授業中の居眠りで困っている
- 足がムズムズして寝付けない
- 睡眠薬を減らしたい
- パートナーのいびきがうるさい
- パートナーが睡眠中に大声を出している
他の医療機関で睡眠薬の処方を受けているけれど、このままでいいのか不安など、睡眠に関することでお困りの方やご家族がいましたらお気軽にご相談ください。
中高生からご高齢の方まで広く診療いたします。
また、他の医療機関でナルコレプシーや特発性過眠症の診断を受けている方も診察可能です。
検査
現在は血液検査、頭部CT、睡眠日誌、睡眠時無呼吸症候群の簡易検査による評価が可能です。また、令和3年4月より、精密検査として終夜睡眠ポリグラフ検査と反復睡眠潜時検査が実施可能です。
(現在、終夜睡眠ポリグラフ検査は実施されていますが、反復睡眠潜時検査については検査可能な環境が整っておりません。)
診断、治療
問診や検査の結果から睡眠障害国際分類に準じて診断を行い、治療を行います。専門家として情報を提供し、患者さんと治療ゴールを話し合って、一緒に適切な治療を見つけ出す、「共同意思決定」(Shared decision making: SDM)を心がけます。治療のゴールに向けて、薬物療法、高照度光療法、精神療法、認知行動療法などを組み合わせて治療を行います。
アルコール外来
完全予約制
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
---|---|---|---|---|---|---|
午前 午後 | 10:30~12:30 | 8:30~17:00 | 休診 | 休診 | 休診 | 休診 |
対象の方
- 酒を飲まないと寝付けないことが多い
- 二日酔いで仕事を休んだり、大事な約束を守らなかったことがある
- 酒を飲まなければいい人だとよく言われる
- 家族に隠すようにして酒を飲むことがある
- 酒が切れたときに汗が出たり、手の震え、イライラや不眠など苦しいことがある
- 朝酒や昼酒の経験が何度かある
これらの症状に思い当たる場合は、アルコール依存症かもしれません。
アルコール依存症(使用障害)とは、アルコールによって様々な悪い結果が起こっているにも関わらず、アルコールをやめられていない状態を言います。アルコール依存症は脳の病気とされ、それゆえ自分でこの病気を治すことは難しいです。健康、家族関係、社会的信用のどれかに悪影響が出ている状態では早急に治療が必要と言えます。断酒(アルコールをやめる)に向けた治療のサポートを行います。悪影響がまだ出ていない状態では減酒(アルコールを減らす)に向けた治療を行う場合もあります。自分の力では断酒が難しい方には入院治療を行います。
栗田病院では、アルコール専門外来を設け、アルコール依存症と診断された方への治療を行うとともに、酒害ミーティングや勉強会等、アルコール関連のプログラムを用意しています。
お問い合わせ
TEL.026-224-3961(地域連携室 直通)