認知症疾患医療センター
認知症疾患医療センターとは、認知症に関する詳しい診断や対応、相談などを行う医療機関です。認知症の方とそのご家族が住み慣れた地域で安心して生活ができるように、県が指定する病院に設置するものです。
当院では令和4年4月1日より、長野県からの指定を受け、認知症疾患医療センターとしての診療を開始しました。
認知症疾患医療センター 体制の紹介
相談窓口
公益財団法人倉石地域振興財団 栗田病院
認知症疾患医療センター 直通電話:026-228-6666
相談受付時間
月~金 8:30~17:00
診療について
予約制です。事前にご予約ください。
認知症疾患医療センターの役割
認知症に関する専門的な相談
認知症の専門知識を持つスタッフに、電話や面談で相談ができます。受診相談だけでなく、「親が認知症かもしれない」などのご家族からの相談や、「介護方法を知りたい」などの認知症にまつわる様々な相談を受け付けています。
まずはこちらまでお電話ください。(認知症疾患医療センター直通電話:026-228-6666)
認知症の専門医による鑑別診断
画像検査や血液検査、心理検査などをもとに、認知症の専門医が鑑別診断を行います。認知症の有無、種類や重症度など詳しく鑑別することができます。
関係機関との連携
認知症は薬による治療だけではなく、ご本人様やご家族が介護や医療を受けやすい体制を作ることが重要です。ご本人様の状態に応じて、地域のかかりつけ医や、施設と連携していきます。
認知症に関する講演会、研修会の実施
認知症は早期発見・対応が大切となってきます。そのためには、多くの人が認知症に対する正しい知識を持つことが重要となります。認知症に関する正しい知識の普及活動を行うことで、認知症の方やそのご家族が地域で安心して暮らせるようにしていきます。
こんなことで困っていませんか?
- 朝食を食べたことを忘れるなど、少し前のことをしばしば忘れる
- 今日が何月何日か分からないなど、いつも日にちを忘れている
- いつも同じ話を繰り返す
- 話があちこち飛ぶ
- 使い慣れたはずの単語や言葉が出てこないことがしばしばある
- 時間(午前か午後かなど)が分からない
- 間違いを指摘されると、話のつじつまを合わせようとする
これらは、認知症の初期兆候かもしれません。体の病気と同じように、認知症も早期発見・早期対応がとても大切です。
気になることがありましたら、当センターまでお気軽にご相談ください。